おちラボでは、ようやく、、、、よーやく研究室の公式DBをSimpleDBからDynamoDBに移行しました。
なぜ今まで移行しなかったか?
DynamoDBについては、2012年に
という記事を書いたように、早くから注目していましたが、料金体系に問題があり(後述)、ゼミでの利用に不向きだったこともあり、SimpleDBを利用していました(AWS:SimpleDBをセットアップする)。しかし、SimpleDBはいつ死んでもおかしくないようなサービスなので(全くSDKがバージョンアップしていない)、このまま使う続けるのはまずいよな。。と流石に思い始め、かつ後述するように料金体系がいつの間にか変更されていて、使いやすくなっていたので、今年から切り替えることになりました。
DynamoDBの料金体系を確認する
現在、DynamoDBには2つの料金体系が存在します。
現在、DynamoDBには2つの料金体系が存在します。
- プロビジョニング
- オンデマンド
1は昔からあるタイプで、いわゆる事前割当になります。これが問題だったのは、テーブル毎にプロビジョニング設定をしないといけないということ。つまりテーブルを増やせば増やすほど課金されます。これは使わなくてもです。一方、2は最近出てきた料金体系で(2018年に発表されたようです)、使ったぶんだけ、、ということになります。SimpleDBがまさにこの料金体系だったので、おそらくこの料金体系を用意することで、SimpleDBのユーザを移行させようとしているのではないでしょうか(私みたいに)?
実際安くなるのか?
ただし、オンデマンドの場合、青天井に増えていく可能性がありますので注意が必要です。真面目に運用をはじめると、プロビジョニングのほうが割安でしょう。ただ、ゼミでちょっと学生に使わせるとか、テーブルを気軽に増やしておけるというのは大変ありがたく(これが正しいDynamoDBの使い方なのかはおいといて)、現状だとDynamoDBについてコストはほぼ発生していない状況です。
というわけで、今後はDynamoDBについての記事も増えてくると思います。
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