2010年3月20日土曜日

2009年度卒業生をおくり出して、、、、

本日、卒業式があったので、今年1年間を振り返って思うことを書いてみます

大就職氷河期時代の研究指導スタイルとは
 4年生というのは、就職活動だけでなく、卒業研究、通常講義とやることがあります。特に就職活動は人生を決める重要なイベントなわけですから、これを最優先するというのはおかしな話ではないでしょう。もちろん大学の本分は「教育」であることは間違いないですが、就職活動というのは精神的に大きなプレッシャーになりますから、配慮は必要だと個人的には思ってます。
そんなわけで例年、前半は就活優先で、内定後、卒業研究に力を入れていく、、、というスタイルをとっていたのですが、今年はこの思惑が外れました。とにかく内定がでない。。。。例年だったら決まっているハズの時期に、まだ就活をしている。別に学生が悪いわけではないですが、これだと、なかなか卒研に取り組めません。結果的に、卒研にとりかかる時期が非常に遅れてしまいました。今までだと、就職先さえ決まってしまえば、はっきりいって卒研なんてどうでもいい通過儀式っていうのが学生の感覚でしょう。が、就職も決まらない場合は、卒研も中途半端で結局この1年間何を学んだのだろうか?、、、といった状況になってしまいます。おそらくこの氷河期は今後も続くでしょう。せめて、「就職は決まらなかったけど、研究室でシステム開発の技術ノウハウを得た」ぐらいのことはやらせておくべきだなと、研究指導スタイルの再検討したいと感じた一年でした。

どこまで教えるべきか?
これは「研究内容」とは直接関係しない、いわゆる組織におけるコミュニケーション能力の話。今年に限らず毎年感じていて、年々強く思い始めていることです。クラブ・サークルなどの活動経験の少なさが関係しているのでしょうか?こちらとしては、「ふつう、~するだろう」と思っていることをしない。「いったい何を考えてるんだろう?」と思ったりもしたこともありましたが、これは「知らない」んです。「知らない」ことを教えるのは教員の役目ですが、これは教員が教えることなのか?ということ。ちょっとオブラートに包んで書いてますのでわかりにくいですが、研究室で学生に教えることはなんなのか?これも再考したいですね。

卒業生へのメッセージ
学生には研究室で口頭で伝えましたが、ポイントを箇条書きで書いておきます。

* 卒業はゴールではない。人生はこれから。
* 淡々と仕事するな。興味を持って仕事に取り組んで楽しめ。
* 視野を世界に広げろ。
* 相談事があればいつでも研究室に来てください。


以上、4年生の皆さん、卒業おめでとうございます。

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