要求スペック
- Kinect SDK 1.5以上
- Kinect Developer Toolkit 1.5以上
- Kinect for Windows本体(XBOX360版でも可。ただし、nearモードが使えない点に注意)
SDK類はバージョンに注意。特に、Developer Toolkitは忘れないように。
利用する(参照する)ライブラリ
- Microsoft.Kinect
- Microsoft.Kinect.Toolkit.FaceTracking
- Microsoft.Kinect.Toolkit
この3つだけでOK。最初のライブラリはKinectSDKのものです。残りの2つはToolkitのディレクトリに入っていますが、下記に紹介するように各ライブラリはコンパイルして作成し直すことをオススメします。
ライブラリのプラットフォームに注意
Visual Studioで開発する際には
- x86(32bit)
- v64(64bit)
- Any CPU
というようにビルド時のターゲットが選べます。ここで問題になってくるのは、利用するライブラリがどのターゲットでコンパイルされているかです。Kinectのサンプルプログラムの場合、この当たりがちょっと不明で、適当に選んだりすると、
ということになります。
ライブラリの再コンパイルと実行の手順
詳細は書きませんが、だいたい以下のようになります。
(1)Developer Tool Kitから各ライブラリのプロジェクトをインストール
- スタートメニューからKinect for Windows Developer Toolkitの画面を起動
- Componentsを選択
- Microsoft.Kinect.Toolkit.FaceTrackingとMicrosoft.Kinect.Toolkitをインストール(Visual Studioのプロジェクトが保存されます)
(3)プラットフォームを共通にする
(4)参照設定にてプロジェクトを追加