2013-03-22

2012年度大学院修了生を送り出して


2日連続で似たような話ですが、今日が大学院の修了式でラボからも1名が終了するので、、、、

修了生へ贈る言葉
研究科長の祝辞(3つのアドバイス)がいい話でしたのでそれをネタにして個人的なアドバイスを書いてみます。
(1)自分の専門にプライドを持て
院卒ならまあ当然ですよね。院卒というのは、ただたんに年を重ねて「院卒」という肩書きをもらうものではなく、研究活動で専門性や研究・開発力を高めたという証であるはず。修了後の仕事内容に関わらず、大学院で学んだことはいろいろな面で活かされるでしょう。それに気づかない人は残念な2年間を過ごしたということになるでしょうね。
(2)リーダーとして誠実な人間になれ
院卒=リーダーとは言い切れませんが、まあいずれは部下を持ったり、人を動かす立場になるでしょう。その時に求められるリーダーシップ、、、リーダーシップってなんだろう?いろいろな側面はあると思いますが、大切なのはリーダーたる魅力を持つことなんですよね。その1つに「誠実さ」という一見するとリーダーシップとは異なるようで重要な要素があるかと思います。リーダーになるというのは偉そうにすることではありません。責任をもって決断をし、集団を引っ張っていく必要があります。しかし、完璧なリーダーというのは存在しないわけで、何かミスやトラブルが起きた時にどうするか?その時、皆が支えてくれるリーダーであるかどうか?良い部下あっての良いリーダーであり、良いリーダーあっての良い部下なのです。
(3)幸せは勝ち取れ
「♪幸せは〜歩いてこない」ってことです。待っているだけでは何も始まらないし、進まない。幸せになりたい!のであれば、どうすればいいか?誰かが持ってきてくれるものではなく、まずは行動せよということですね。この話は実は奥が深いと思ってます。昨今の日本の産業の停滞感、、、今は冬の時代だがここを我慢すればまた春(バブル)がやってくる、、と思ってませんか?我慢する=待つのであれば、永遠に春は来ません。動く=変えていく必要があるのです。院卒の修了生はそういう人材になってほしいと思ってます。

以上、、、修了、おめでとうございます。

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