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2018-09-01

複数台のウェブサーバーを1台のルーターで管理する(YAMAHAのルーターの場合)

セキュリティの関係上、サーバー類はルーターなどのファイヤウォール下に置くってのは当たり前な時代ですが、サーバーが複数あった場合には、ルーターを個別に用意している人って意外といると思います。一般向けのルーターは、グローバルアドレスを1つしか設定できないのが多く、「複数台のサーバー管理=ポートで区別」というやり方がメジャーです。しかし、いわゆるLinuxベースのルーターは複数台のグローバルアドレスを管理し、各グローバルアドレスに応じてサーバへ転送することができます。

本記事で紹介するのは、YAMAHAのルーターです。たまたま購入したのがYAMAHAだったからですが、実際、ネットでこの手の話題を検索すると、YAMAHAのルータを前提にしていることが多いですね。

以下、その記述です。ルーターを含めて3つのグローバルアドレスを扱い、2台のウェブサーバーを公開しています。ポイントは、
  • 各グローバルアドレスごとに descriptorを分ける
  • これとは別にファイヤウォール設定を別途記述する
    (* →  サーバ Private address ポートというルールで)
ですね。後者は、GUI設定画面で書けるので割愛しますが、これをしないとアクセスできませんね。注意してください。

#サーバー1用
nat descriptor type 200 nat-masquerade
nat descriptor address outer 200 XXX.XXX.XXX.10
nat descriptor address inner 200 192.168.0.10
nat descriptor masquerade static 200 1 192.168.0.10 tcp 80=80
#サーバー2用
nat descriptor type 201 nat-masquerade
nat descriptor address outer 201 XXX.XXX.XXX.11
nat descriptor address inner 201 192.168.0.11
nat descriptor masquerade static 201 1 192.168.0.11 tcp 80=80
#ルーター用
nat descriptor type 202 nat-masquerade
nat descriptor address outer 202 XXX.XXX.XXX.12


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