うちでは、ウェブアプリの開発には昔からJavaを利用してまして、近年はJSFフレームワークを導入しています。が、JSFっていまいち盛り上がっていない。それに、昨今のAJaxに代表されるように、ウェブアプリはクライアントサイドでのJavaScriptでの処理がメインになりつつあります。こういった動向についていくには、JSFはちと不向きなわけです。
ただ、JSF2.0になると、AJaxを意識したモデルになるとかなんとかかんとか噂されてるようですが、そういったJSFの今後の方向性に、Faceletsというのがあるようです。
で、遅ればせながら、
Facelets入門にあるプログラムを試してみました。こういうのは、やっぱり実際に手を動かしてみないとわからないものですね。印象としては、
- JSF独特のタグを利用しなくてもよい
- テンプレート(HTML形式)を作っておいて、それに対して、動的処理を拡張できる
というのがあるようです。思想は
Tapestryから来ているようです。HTMLでテンプレートを作れるから、ページデザイナーには優しいのでしょう。また、Beanも特別なクラス継承を必要とするわけではないようです(これは近年の流れですね)。たぶん、この作り方だとJavaScriptとの相性もいいはず。変なタグがないですからね。そんなわけで、研究室のJSFプログラムを、Faceletに移行しようかと検討中です。ただ、動的なページの部分をどのように書くのかといったことがまだ勉強中なわけですが、おそらくJSTLを使うんだろうと思います。
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