2016-10-21

はじめてのUnity2Dプログラミング

本記事のゴールは
  • ボタンをクリックしたら文字が表示される
です。2Dは3Dより敷居が低いので、まずはUnityで2Dのプログラミングをしてみましょう。とりあえず、iOSアプリを作ることを想定していますが、そこにたいした意味はありません。

1.2Dプロジェクトとして作成して下さい




2.プラットフォームの選択

とりあえず、iOS対応にします。選択したら、switchPlatformを忘れずに。


3.ゲームタブでアスペクト比を設定する

それっぽい領域になります。



4.SceneタブにてUIを貼り付ける

とりあえず、UIから、TextとButtonを貼り付けましょう。この記事のシナリオ的には、ボタンを押すとテキストに文字が表示されるってことです。

 


あと、テキストの名前を、TestText にしてます。

5.スクリプトファイルを作成する

Unityプログラミングの流儀として、スクリプトファイルを作成するときはScriptフォルダを作っておくと良いらしいので(管理しやすいので)、AssetのところにScriptフォルダを作っておきます。そして、右クリックでC# Scriptを作成します。




6.コードを記述する

下記のようなコードを書きます。まあ、意味は分かりますよね?なお、TestTextをPublicにしておくのが注意点です。


7.スクリプトをボタンに割り当てる

ここからが厄介(わかりにくい)なところですが、このままでは、ボタンとスクリプトに関連性がないので、紐付ける必要があります。まず、Hierarchyからボタンを選びます。続いて、Unspectorの最下部で、Scriptファイルを追加します。これは Addcomponentを押すか、スクリプトファイルをドラッグするかのいずれかでOKです。




8.On Clickイベントにメソッドを割り当てる

その上部にある、On Click()と書いているところに、メソッドを割り当てます。手順としては、
(1)プラスボタンを押す
(2)Buttonオブジェクトを登録する
です。


そして、メソッドを選びます。


9.スクリプトで参照するTextオブジェクトを登録する

以上でOKな気がしますが、最後に1つ。スクリプト内では、Textオブジェクトに対して書き込みをするわけですが、スクリプトはTextオブジェクトをどうやって認識するのでしょうか?実はそのままではダメで、登録(参照)する必要があります。
ここでポイントは、スクリプト内でTextオブジェクトはPublicになっているということ。Publicな変数は、Inspectorから設定することができます。下記の図を見てもわかるように、スクリプトに Test Textというパラメーターがあります。ここに、右端のマルを押して登録します。



以上で、ボタンを押すと、テキストの表示が変わると思います。